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最近シャーロット・ブロンテの「ジェインエア」読みました。
最近一番のヒットでした。

一昨日、午前2時頃に読み終えたのですが、感動して、お母さんに「読んだよ!良かった!」とメールが早朝に届くように送信予約して寝たくらいです。(母は、すごい読書する人で、ジェインエアも家にあったため。)


・・・・・・・あら筋を書こうと思いましたが、私のウィットの無い一行作品紹介じゃ、作品の深さも何も伝わらなくて、ただのそこら辺の簡単恋愛小説と同じになってしまうので書きません。

でもでも、、とってもロマンチックだけど、それだけじゃない作品でした。

因みに、シャーロットブロンテはブロンテ3姉妹として有名で、妹は有名な『嵐が丘』の作者、エミリーブロンテです。アンブロンテの『アグネスグレイ』は読んだことが無いけれど、『嵐が丘』は良い作品です。文学的にはそっちのほうが著名らしいですが、私はジェインエアの方が好きでした。

で、私も読後「あんな素敵な恋愛がした~~~い!」と叫びました。

でも、私には到底無理な話のようです。そのためには、私も19世紀のイギリスに生まれ、家庭教師として、訪ね先の家の主人と恋に落ちなければならないからです。・・・・つまり、現在の自分の立場から、うんと離れなければならないからです。時間的にも、環境的にも。

それが私は現代小説を読まない理由なのかもしれません。
私は小説にリアルを求めるのではなく、理想を求めます。(そうじゃないのも多いけれど)それは、少年愛について分析した以前のブログ内容と大いに共通しています。
ケータイ小説について、私は以前めちゃクソに批判しましたが、あれは現代のスイーツ達が、自分と置き換えられるリアルを描いたもののようです。彼女達は小説にリアルを追求していると。。なんかで書いてあった。

私は違います。私は小説に、こうありたい自分を投射します。ジェインエアの作品の時代は、宗教的観念も強かったようで、主人公も高邁で高潔な精神を持っています。それに加え女性として強く、賢く、情熱的!憧れました。
でも、、現代の例えば漫画の主人公とか小説のヒロインには、あまり共感できる自信がありません。状況が近すぎるから、逆に心は近づけないのです。(あと、ぶっちゃけ性的描写が多くて・・・。)

今は別なの読んでます・・・・・・が、レポートとかだんだん増えてきたので、中断せざるをえない状況です。大変遺憾です。


あと、最後、女流作家の描く女性像って、やっぱり共感度が増しますよね。
男の書く女の像って、とりあえず美しかったり可愛かったり、精神的に強いと見せ掛け重要なところで弱かったり、どうしても男の理想が入っているような気がする。まあ、男にとっては逆なんだろうけど。
その点で言っても、私は女流作家の描いたジェインエアにとても共感を持ちました。
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