ログインできなくなったからその2
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ふるさとは遠きにありて思うものそして悲しく歌ふもの
よしや うらぶれて異土の乞食となるとても 帰るところあるまじや
ひとり都のゆふぐれに ふるさとおもひ涙ぐむ
そのこころもて 遠きみやこにかへらばや 遠きみやこにかへらばや
・・・・・今日は久々に、良い詩を見つけました。
そろそろ私も常識を身につけなければ~、と思い買った常識本の中に、この詩の筆者は誰か、という問題で載っていたものです。室生犀星の「小景異情」と言うものらしいです。
最初のくだりだけはどこかで見たことがあったものの、改めて全部読むと、あ~~・・・てなりますね~。
いや、本当、帰りたいです。松島に、てか子供の頃に。
今の‘汚れちまった’心のままでタイムスリップして幼少時に戻ったとしても、全く意味がないのであって、やっぱり空間的にだけではなく時間的にも「遠い」立場にあるからこそ、つまり大人になって二度と子供の頃の心には帰れないとわかっているからこそ、ふるさとは想うべき対象となるんですね~。
四十年後の私は、今の東京での大学生活を想っているのでしょうか。
いや、四十年後、私、不健康な生活が祟ってこの世にいないかもなあ・・・・・。
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