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ログインできなくなったからその2
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私は、皆さんご存知のように懐古するのが好きなたちなので、無論幼少の頃の写真は携帯のピクチャーに保存しています。今の携帯の待ち受け画像は、当時日本の幼稚園児の中で一番可愛かった弟の写真です。

しかし、私はよく自分の写真を見て思うのですが、この小さな女の子と今の私が一直線で繋がっているとは、全く持って想像できないです。不思議な感じがしてきます。。


お母さんに抱かれながらこちらに向かって手を伸ばしてる一歳当時の写真。。目は点で、鼻は無くて、ほっぺたが異様にぼわっと膨らんでいて、それ以外は何もかも小さい。(顔のパーツに関しては今もあまり変わらないとらしく、蛍の墓の節子に似てるとさえ言われる始末ですが・・・)

当時は、無知で純真で両親の愛情を一心に受け、何も考えない赤ちゃん。今は、煩悩に悩まされ汚い世界もある程度知ってしまった私です。でも、全然違うのに、年齢・ライフステージで段階的に考えると、確かにこの無心に手を伸ばす赤ん坊と、私は繋がっている。
まるで、白から青へのグラデーションみたいですな。。

将来の私は、青から何色に変わるかわかりませんが、もう白には戻れないのは悲しいですね。でもだからといって、戻ってみたいと言うわけではない、その心は、私の好きな言葉「ふるさとは遠きにありておもふもの」に深く関係しているのですが・・・。

で、昨日「塩狩峠」を今更ながら読みました。主人公のような性善説を持つために、彼はその根拠をキリストに見出したわけですが、「神は死んだ」とニーチェではなく、客観的分析的な学問が私の中に潜んでいるかもしれなかった神を殺した現在、私は「あのムカつく野郎も、昔は可愛い子どもだったんだな~。」と思うようにして、気持ちを穏やかに保とうとしました。

でも、学校来て、授業中におしゃべりする馬鹿野郎によって、一瞬でこの清らかな心は瓦解されてしまいましたとさ。

ジエンド
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